【この記事を書いた人】横浜のクラシカルホメオパス山田千鶴子。パニック障害で10年苦しんだが、ホメオパシーレメディに出会い、不安のない自由な毎日を送れるようになる。2010年よりホメオパス。心身の問題に悩む全国多数のクライアントさんをサポートする。詳しいプロフィールはコチラ |
今日は、時々聞かれる質問にお答えしようと思います。
それは、こういう質問です。
「クラシカルホメオパシーってなんとなくいい気はするんだけど、でも現代にも有効なんですか?
だってクラシカルって、創始者ハーネマンの理論を守ってレメディを選ぶという話ですけど、そもそもハーネマンの時代って、200年も前ですよね?
農薬、食品添加物、電磁波、放射能、低周波音、シックハウス、水や空気の汚染、職場のストレス。。
などなど、健康被害をもたらすと言われるいわゆる「現代的ストレスのモト」は、ハーネマンの時代にはなかったわけで。
それなのに、ハーネマンのやり方で、昔からあるレメディだけで、本当に対処できるのでしょうか?」
なるほど。。の質問です。
たしかに、ハーネマンの時代は、人々がもっと自然のなかでのんびり暮らしていたでしょう。
もちろんいつの世も人間が思う通りに自然や宇宙は展開しないわけで、それなりのストレスがいっぱいあったとは思います。
でも、現代のストレスとは明らかに違うストレスですよね。
その意味では、質問される方の疑問ももっともです。
でも安心してください!
クラシカルホメオパシーは200年前につくられた体系ではありますが、現代でもビューティフルに機能するのです。
その理由をお話しますね。
不調になる原因だけでレメディを選んでいるわけではない
クラシカルホメオパシーが電磁波や食品添加物など、ハーネマン時代になかった物によって体調を崩している人のヘルプができるのはなぜか?
それは、不調のトリガーになったものだけでレメディを選んでいるわけではないからです。
クラシカルは対症療法ではなく、その方全体を見るやり方なので、不調の原因、今にいたった経緯を考えることももちろん大事です。
でもそれは、レメディを選ぶときの検討要因のひとつにすぎない。
レメディを選ぶときに考えるのは、あくまでも今ここにあるあなた、この瞬間のあなた全体のエネルギーです。
ストレスに対する反応は一人一人違う
そしてここからがクラシカルホメオパシーの真骨頂という気がしますが、とにかく個性重視で、一人ひとりを見るわけです。
例えば食品添加物だって、いくら食べても平気な人もいるし、すぐ気持ち悪くなる人もいる。
すぐには何も起こらなくても肝臓を悪くして皮膚に問題が出る人もいるだろうし、毒素がたまって神経系に問題が出る人もいるかもしれません。
つまり、同じひとつのストレス要因に対してどう反応するかは、人それぞれみんな違う。
生体としてどう反応しているのか?
その人の反応の全体的な型を見てレメディをひとつだけ選ぶのがクラシカルホメオパシーなのです。
だから「放射能用のレメディ」とか「電磁波用のレメディ」という考え方そのものが、クラシカルホメオパシーにはなじみません。
それはストレスと反応を一対一対応でみている。
個性を無視して人間を画一的に見ているということだからです。
昔から人間はそんなに変わらない
そして、何らかの物理的あるいは心理的ストレスがあったときに、人間がだせる症状は時代が変わってもそれほど変わらない、ということもあります。
顔が小さくなったとか脚が長くなったとか多少のモデルチェンジはあるにせよ(笑)、人間自体の臓器とかシステムは何百年も変わっていません。。
だから、ストレス下でなんとかサバイバルしていくときに出せる症状はある程度決まってくるのだと思います。
ホメオパスは、レメディを選ぶとき「レパートリー」という辞書のようなものを使って選びます。
それは、人間が出す症状のコレクションです。
ハーネマンの時代から200年以上、色々な時代、色々な国のホメオパスたちが積み上げてきた症状の集積です。
それを見ても
「わ、古い~!
昔の人ってこんな症状があったの?!」なんていうものはあまり見たことがありません。
つまり、ストレスの内容は変わっても、それによって生じる反応自体は人間は昔からたいして変化していないのだと思います。
絶対昔のものが正しい!
と頑なになるのもまたクラシカル原理主義みたいで気持ちが悪い話です。
ホメオパシーの目的は「人が元気に楽しく生きていくヘルプになる」ということなので、もちろん時代に合わせて変わっていくのは当然です。
なので、例えばレメディの頻度やポテンシーは昔と変わってきていると思います。
それでも、一番根幹にあるレメディー選択の基本の考え方は昔から変わりません。
・・・ということで、ちょっと長いお答えになりましたが、
クラシカルホメオパシーは現代でもビューティフルにあなたの変容を支えていくことができますよ~というのが、結論でした~♪
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