【この記事を書いた人】横浜のクラシカルホメオパス山田千鶴子。パニック障害で10年苦しんだが、ホメオパシーレメディに出会い、悩みのない自由な生活を送れるようになる。2010年よりホメオパス。心身の問題に悩む全国多数のクライアントさんをサポートする詳しいプロフィール |
いつも、時代の先端をいくユーミン。(と、唐突な始まりで恐縮です。。。)
大学1年のとき、同級生のI君から教えてもらって以来のファンです。(当時はまだ荒井由実だった)
いくつになっても懐メロにならずにカッコいい。
紅白での、桑田佳祐とのあっぱれツーショットも記憶に新しいところです。
そのユーミンが少し前に、あるテレビ番組のインタビューで言ってました。
ヒットを出し続ける秘訣かなにかを聞かれての答えだったと思いますが、
ユーミンはこう答えていました。
「私のあとに、マーケットがついてくる」
きゃー、なんという自信でしょうか!
カッコいい!!
でもきっと正直な感想なんでしょうね。
彼女が言っていた言葉で、すごく印象的だったのは以下です。
「私は、さあみなさん、どうぞ~」(両手を広げるジェスチャー)と言ったことはないんです。
そうじゃなくて、私は一つの狭いところを深く掘る」
「そうすると、いつのまにか、多くの人がそこに惹かれてくる気がします。
そして、それは何度も起きている」
なるほど。
最大公約数的なところに魅力はない。
そうではなく、深く突きつめたものに面白さがある。
突き抜けると、一見マニアックなものでも、やがてそれを評価してくれる人が結構な人数ででてくるものです。。ということでしょう。
今の社会では役に立ちそうもないマニアックなことでも、本当に好きで好きでたまらない。
やらずにはいられない内なる情熱に突き動かされてしまうなら、きっとそれは何かの意味があるのでしょう。
社会は常に動いているので、そもそも将来何が大事になるかなんて実は誰にもわかりません。
私がこの点についてちょっと感動した方がいるのですが、それは「人生がときめくかたづけの魔法」のコンマリさん(近藤麻理恵さん)です。
現在はアメリカに住んでいらして、タイム誌の「世界でもっとも影響力のある100人」にも選ばれた超有名なお方です。
私はそのコンマリさんが世界進出をしはじめる頃に何度かインタビューやセミナーの通訳をさせていただきました。
お会いすると、チューリップの花の中に住んでいる妖精のようにチャーミングな方でした。
でも一番印象的だったのは、片付けが好きで好きでたまらない!という彼女の情熱です。
子供の頃からの愛読書はお母さんが読むような婦人雑誌。
婦人雑誌の収納とかの記事を読みまくり、家中かたづけて物を捨ててはご家族のひんしゅくをかっていたそうです。
家だけではなく、小学校の掃除用具入れとかも片付けていた。
休み時間になると、他の子たちは校庭に出て遊ぶのに、コンマリさんは一人教室に残る。
そして黙々と楽しく、ロッカーなどの整理整頓をしていたというのです。
これ、どうですか?
今でこそ世界のコンマリさんなのでOKですが、当時はまだ将来など何もわからない小学生です。
普通の大人だとつい「外に出て遊びなさい」とか「そんなことしなくていいから友達と元気に遊びなさい」とか言いたくなるのではないでしょうか?
片づけ大好きなコンマリさんの個性を殺さずに育てたご両親や学校の先生、凄いなあと心から感心しました。
もしかしたら注意しても言うことをきかなかっただけかもしれませんが^^;
今までのところ、ホメオパシーとは何の関係もない話にみえるでしょうが、実はおおいに関係あるんです^^
クラシカルホメオパシーは個性を育てるからです。
個性を変えない。
どんな個性にもいい面と悪い面はあります。
その個性を変えるのではなく、個性が良い方向で生かされるようにするのがホメオパシーなのです。
今の社会では評価されなくても、一般的にはかっこよくなくても、好きでたまらないことはやればきっと成功します。
そこにその人の個性と才能があるのでしょうから。
もちろん全員がユーミンやコンマリさんみたいに社会的大成功はしないかもしれません。(というか、しないほうが多いでしょう・・)
でも今世の中が大きく変わっていますよね。
お金とか地位とか物質的な成功だけではない、新しい「人生の成功」の意味に、多くの人が気づき始めている感じがします。
自分が好きな環境で好きなことをして満ち足りて生きること。
自分が好きなことを掘り下げていけば、きっとそういう「人生の成功」には行き着く気がします。
それぞれが生まれてきたミッションをやり遂げて、満たされて地上を去ることができるように思います。
ズームという文明の利器(古い言葉!)のおかげで、コロナ自宅待機の中でもホメオパシーセッションは通常通りできていますが、日々クライアントさんとお話しするなかでシミジミ思うのは、みんな違うなあということです。
ひとりひとりみんな違う。
何が好きで何に敏感で何に傷つくのかみんな違う。
「個性」とか「情熱」とか言うと、
自分にはそんなに際立った個性もないし、特別好きなものもない。。
とおっしゃる方もいるかもしれませんが、激しい個性も穏やかで優しい個性もあります。
社会の枠とか「こうあらねば」的なメガネを外せば、きっと自分なりの小さいデリケートな喜びポイントが見つかるはずです。
クライアントさんのセッション記録を読んでいると、なんだか本を読んでいる感じがする今日このごろ。
一人一人違う、それぞれ特別な人生の本をいっとき読ませていただいているような気がしています。
ホメオパシーって何?という方はこちらをどうぞ↓ 素朴な質問大歓迎です!