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映画「ター」女性性と男性性の統合

【この記事を書いた人】横浜のクラシカルホメオパス山田千鶴子。パニック障害で10年苦しんだが、ホメオパシーレメディに出会いパニック克服。2010年よりホメオパス。心身の問題に悩む全国多数のクライアントさんをサポート中。ヴィソルカスのホメオパシー学校卒業。詳しいプロフィール

映画「ター」を見ました。

天才的女性オーケストラ指揮者リディア・ターのお話。

 

面白かった!

見ないでほしい、と言わんばかりの退屈な導入なのですが、見てるとどんどん引き込まれていく不思議な映画。

 

主人公のリディアは美しいレズビアンの女性指揮者です。

色々な要素がありますが、一点だけに絞ると、女性性と男性性の問題を強く感じました。

 

男性社会の名門オーケストラで圧倒的力を発揮するために、リディアは男性性を強化せざるを得なかったのでしょう。

男性性が極端に強いリディア

走ったりボクササイズしたりして身体を鍛えるシーンがたくさんでてきましたが、見ていても男性ホルモンがじゃんじゃん出てる感じ。

 

パートナーやアシスタントの女性たちとの関係性においても、リディアは常に男性的役割を果たしています。

頼りになる人って感じ。

 

リディアは、パートナーと一緒に養女を育てているのですが、

その養女をいじめている子を脅すシーンでも

「私はあの子のパパ。うちの子に手をだしたら容赦しない!」と自己紹介しているのにびっくり!

 

自意識でもパパなんだ。。

 

複数のできごとがミルフィーユのように重なってリディアを追い込んでいくことになるのですが、

もし彼女がもっと女性性と男性性を統合できていたらこんなことにならなかったと思います。

 

リディアは、あまりにも男性性が優位になりすぎている。。と感じました。

 

たとえば、

「相談なんかしても解決しなければ意味がないので、パートナーには相談しない。

心配かけるだけだし。。」

 

と言ってます。

これはわりと男性からよく聞く言葉ですが、女性のクライアントさんでも時々こういう方はいらっしゃいます。

 

たとえ解決できなくても、苦しんでいるという気持ちを聞いてもらうと少し楽になる。

心の交流をすると、少し気持ちが癒される。。

 

そういう感情的な価値は無視する男性脳。

 

パートナーからすれば、気持ちをシェアしてくれない

何を考えているのかわからない

さびしい。。ということになるわけです。

 

いつもリディアを見つめている、でも何もシェアしてもらえないパートナーの孤独なまなざしが印象的。

 

リディアにはまったく悪気はないんだけど、男性脳過ぎる。。

 

パートナーや周囲の人たちの気持ちと共鳴できずに追い詰められていくリディア。

 

チェロの音がなめらかでド迫力で不穏です。

やっぱり映画館はいいな。

 

リディアを演じているケイト・ブランシェット、あいかわらず凄い!

 

細部、いっぱい見逃していると思うので、もう一度じっくり見てみたい映画です。

 

 

男性性と女性性の統合、ホメオパシーも得意です

 

人間は誰でも、男性ホルモンと女性ホルモンどちらも持っています。

その強さの比率は人それぞれで、それが個性ということでしょう。

 

でも、自然な自分らしい女性性がなぜかうまく表現できない。。

育てられた環境で、女性性に制限がかかっている。。

 

そんな方も時々お見かけします。

 

ホルモン系に親和性の高いレメディで、もっと自由に豊かに自分を表現できますよ~♪

 

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