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天気による不調とクラシカルホメオパシー

【この記事を書いた人】横浜のクラシカルホメオパス山田千鶴子。パニック障害で10年苦しんだが、ホメオパシーレメディに出会いパニック克服。2010年よりホメオパス。心身の問題に悩む全国多数のクライアントさんをサポート中。ヴィソルカスのホメオパシー学校卒業。詳しいプロフィールはコチラ

梅雨に入りましたね~。

低気圧が近づいてくると頭痛がする。。雨の日はなんだか不調。

逆に太陽が照っていると頭が痛くて。。などなど。

 

時々天気による不調を訴えるクライアントさんがいらっしゃいます。

ということで、今日は天気による不調に対するクラシカルホメオパシーのアプローチについて書きたいと思います。

 

少し前に見たNHKのクローズアップ現代でも、天気による不調を取り上げていました。

天気痛、気象病

天気痛、気象病は正式な病名ではありませんが

天気のせいで色々な症状を引き起されることをそう呼ぶそうです。

 

雨や雪、台風などでだるくなったり、

頭痛、肩こり、眠気、吐き気、耳鳴りなどなど。

天気のせいで不調になる人は推計1000万人以上いるとのことでした。

 

仮病、根性不足と思われる

こういう不調の辛いところは、人に理解してもらいにくいところ。

晴れてると気持ちいいとか、天気が気分に影響するのは多くの人にあると思いますが、

本当に体調が左右されてしまうというのは、そういうことに縁のない人からみたら仮病だと思われるし、

根性が足りないと思われる。

 

「気の持ちようで元気になるよ」な~んて言われたりして。。

不調自体と同じくらい周囲の無理解も辛いところかもしれません。

 

天気痛の西洋医学的説明

クローズアップ現代によれば、

例えば天気の崩れによる頭痛の西洋医学的説明としては、

気圧の変化を耳の奥にある内耳が感じ取って、

前庭神経や三叉神経が興奮し、

神経伝達物質を放出して

血管が拡張し炎症物質も放出され頭痛になる。。

ということらしいです。

 

肩こりなど他の不調も、内耳が感じ取った気圧の変化によって

自律神経が乱れることで起きるということでした。

 

西洋医学的、物理的対処

そして、西洋医学的にこういう症状にどう対処するかというと、

頭痛薬やめまい薬をのむということですね。

 

ただこういう薬は飲みすぎるとかえって

脳が過敏になって痛みがでるので注意が必要とも言っていました。

 

 

あとちょっとおもしろいと思ったのが耳の体操です。

内耳のリンパの流れをよくすることで、気圧を感じにくくさせるという運動です。

耳をつまんだりひっぱったり回したりすることでリンパの流れが良くなるそうです。

 

ご興味があれば「クローズアップ現代」の下記サイトで耳の体操の説明がありますのでどうぞ。

体の不調 天気痛(気象病)のせいかも!? その解消法とは – NHK クローズアップ現代 全記録

 

ということでここからが本題です!

クラシカルホメオパシーはこういう不調にどう対処するのか?

 

ホメオパシー的アプローチ特徴4点

  1. 症状は絶対
  2. 天気・気温などで悪化するレメディのリスト
  3. 循環系、神経系に親和性のあるレメディ
  4. 根本的に循環系や神経系を強くしていく

では、ひとつずつ説明していきます。

 

1.症状は絶対

これは、天気による不調に限らず、ホメオパシーの基本的特徴ですが、ホメオパスは病名ではなく症状を見ます。

だからクライアントさんがいう自覚症状は絶対なんです!

 

たとえ病院の検査にひっかかるような異常がないとしても、ご本人が不調といえばそれは不調なんですよね。

その事実を淡々と認めるのがホメオパシーです。

 

だからホメオパスは「気合が足りない」とか言わないので安心してください(笑)

 

2.天気、気温などで悪化するレメディのリスト

ホメオパスはレパートリーという電話帳みたいな本を使って仕事をします。

これは、色々な症状をもつレメディの名前がずらーっと書いて、まあ言ってみれば人名(レメディ)図鑑ですね。

 

例えば寒いのが苦手とか湿度が苦手とか

暑くなると不調とか、細かい特性を持つレメディの名前のリストです。

 

なので、天気によって影響を受ける人たちはこういうレメディがフィットしますよ~という情報が直接ここにあるので便利なんです。

 

3.循環系、神経系に親和性をもつレメディ

レメディの不思議なところは、エネルギーなんだけど、特定の臓器とか特定の系に親和性を持ってるということです。

 

もちろんレメディは生命力を通して生体全体に影響を与えます。

でも、同時に

特にこのレメディは深いところに届くとか

特にこの臓器や系にパワーを持ちやすいみたいな特徴があるんです。

 

それで、天気による不調の西洋医学的なメカニズムを考えると、

どうやら内耳のリンパの流れとか、自律神経系の弱さ過敏さが関係しているらしい。

 

ということで、

さっきお話した電話帳のようなレメディリストの話に戻ると、

例えば湿度が高いのに弱いといった症状をもつレメディは、実は1つや2つではありません。

 

実際のところは、何十個も何百個あるのが普通です。

だからこのリストを見ただけではレメディを選べません。

 

その中から循環系とか神経系に親和性をもち、かつその人の全体的な他の傾向なども全部考慮に入れて、ひとつのレメディに絞っていく。

というのが普段クラシカルホメオパスがしていることです。

 

4.根本的に循環系や神経系を強くしていく

そうやって選んだレメディは、実際に低気圧が近づいてきたときにその生体が順応するヘルプになります。

 

そして同時に

ここからがホメオパシーのいいところなのですが

根本的にその弱い系を強くしていくことができるのです。

 

そもそも遺伝があって例えば神経系が弱い、ということがあるのでレメディをのんだからといって急にめちゃめちゃ強靭な神経系になったりはしないでしょう。

 

それでも、気圧の変化くらいで過剰に反応してしまうような弱さはなくなると思います♪

普通に環境の変化に適応することができるようになっていくでしょう。

 

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