【この記事を書いた人】横浜のクラシカルホメオパス山田千鶴子。パニック障害で10年苦しんだが、ホメオパシーレメディに出会いパニック克服。2010年よりホメオパス。心身の問題に悩む全国多数のクライアントさんをサポートする。詳しいプロフィールはこちら。 |
このごろ調子が悪いけど、これって更年期障害?
もしそうなら、できるだけ薬などをつかわないで、乗りきりたい……
でも、自然療法とか、ホメオパシーのレメディとか、ほんとに効果あるのかな?
ズバリお答えします!
ホメオパシーはとても向いています。
ホメオパシーのレメディを使えば、更年期障害を楽にするだけでなく、楽しい人生の第二章を開くお手伝いができますよ♪
更年期とは?
そもそも、更年期って何でしょう?
閉経をはさんだ、10年の時期のことです。
個人差はありますが、一般的には、50歳くらいで閉経する人が多いので、45歳から55歳くらいの10年間を、更年期とよんでいるようです。
(閉経の時期は、個人差も大きいので、更年期も人によって、ずいぶん違ってきますね・・・・・・。
この更年期にあらわれる色々な不調が、更年期障害です。
更年期に何が起きている?
ずばり、女性ホルモン(エストロゲン)の減少です。
女性ホルモンは、45歳くらいから劇的に減少。
更年期を過ぎるとほぼゼロになってしまいます・・・・・・。
男性にも更年期がありますが、女性との一番の違いは、ホルモン減少のスピードです。
男性も、男性ホルモンが減るわけですが、女性の場合と比べて、非常にゆっくりと落ちていきます。
女性は、ホルモン急降下に対応できないので、不調を感じる方が多いのでしょう。
不調の原因
原因は3つあります。
1.女性ホルモン自体の減少
女性ホルモンが関係しているのは、生理、妊娠、出産だけではありません。
お肌、粘膜、骨、脳機能、血管の健康、感情の安定、抗酸化作用など、様々なところで、役に立っています。
そのお役立ちホルモンが激減するわけですから、体調不良になるのも、ある意味あたりまえですね。
2.視床下部のパニック
もう一つの理由は、女性ホルモン分泌のしくみと関係しているようです。
女性ホルモンを分泌しているのは卵巣ですが、卵巣が勝手に分泌するわけではありません。
まず最初に、脳の視床下部というところが「ホルモン出して!」という命令を出し、その命令を受けた卵巣が、女性ホルモンを出しているのです。
視床下部が司令塔、卵巣が実行部隊です。
ところが、卵巣が老化すると、女性ホルモンを分泌できなくなってしまいます。
司令塔の視床下部は、血中の女性ホルモンをモニターしています。
卵巣は分泌できないわけですから、血中ホルモンはどんどん下がる・・・・・・
あれ、おかしいな、命令が届いていないのかな・・・・・・
視床下部は、あわてて、ジャンジャン指令を出し続けます。
監督が声を枯らして命令しても、選手が座り込んで動かない。
パニックになった監督が大声を上げて空騒ぎしている。
そんな感じですね(^^;
問題は、視床下部が、自律神経の中枢でもあることです。
体温調節、血圧、心拍など様々な大事な機能がここでコントロールされています
その中枢がパニックになるために、更年期に自律神経が乱れた症状が出てくるわけです。
3.社会的、心理的要因
更年期の年代は、ちょうど仕事や家庭の環境が変わる時期でもあります。
そうした環境の変化によっておこる心理的な要因も、加わっていると言われています。
更年期の症状
これも、本当に人それぞれですが、大きくわけて、精神的な症状と身体的症状のふたつがあります。よくある症状は以下のようです。
あなたにあてはまるものがありますか?
1.精神症状
- くよくよ。鬱っぽい
- イライラ。怒りっぽい
- 不安
- 眠れない
- 物忘れ
- 集中力、判断力の低下
2.身体症状
- めまい、耳鳴り
- のぼせ、ほてり
- 動悸、息切れ
- 急に汗をかく
- 手足や腰の冷え
- 頭痛
- 頻尿、残尿感、尿失禁
- 子宮が下垂している感じ
- 腰痛、関節痛
- 吐き気、食欲不振
- 皮膚や粘膜の乾燥
他にも、湿疹、かゆみ、シミ、くすみ、肩こり、筋肉痛、手足のこわばり、しびれ、むくみ、月経不順、性交痛、肥満、高血圧などなど・・・・・・。
あまりに多岐にわたっているので、よくわからない不調が長く続くときは、一度病院に行って、他の病気ではないことを確認しておくと安心ですね。
治療方法
よく使われている治療法としては、以下でしょう。
- ホルモン補充療法
- 漢方薬
それぞれの状況で、自分に合ったものを選べばよいと思いますが、私はホメオパスなので、ホメオパシーをお勧めします。
特に、できるだけ自然に更年期を乗り越えたい方には、ホメオパシーをお勧めします。
ホメオパシーを勧める理由
そもそも、更年期は悪いことではありません。
ただ、年をとると細胞分裂するとき間違いがおきやすくなる。
プロセスに間違いが起きる確率が高くなるので、子供を産むのはもうやめようと体が判断して、女性ホルモンを出さなくなるだけのことです。
せっかく、体がもうやめようと判断している、その判断を大事にしてあげたほうがいい、と私は思います。
あたりまえですが、妊娠出産のステージを終わっても、人生が終わるわけではありません。
そこからまた30年、新しい生き方のステージが始まるんです!
更年期はチャンス
考えてもみてください。
毎月の生理にいったいどれだけのエネルギーを消費してきたか・・・・・・
毎月毎月、一から子宮内膜を作り直し、せっかく作ったものを生理で一気に流してしまう。
そしてまた一から・・・・・・
閉経後は、膨大なエネルギーを使う、このサイクルから解放されるのです。
とうぜん、余剰エネルギーが生まれます!
だから、世の中のマダムたちはあんなに元気なのでしょう(笑)
ただ、更年期はやはり大きなシフトです。
体を工場にたとえるなら、自動車工場をパン工場に変えるくらいの、大きな変化。
だから、当然ぎくしゃくします。
最初は調整がうまくいきません・・・・・・
でも、
このシフトが終わったら、あとは余剰エネルギーを別のことに使える、余裕の第2ステージが待っている!
だから、更年期をうまくシフトしてほしいと思います。
もう妊娠出産サイクルは終わりたい~と言っている体にムリなことをさせず、移行期を助けてあげるのがベストですよね。
そして、それができるのがホメオパシーなんです。
更年期と言っても、「明日から更年期です」というようにバシッと始まるわけではありません。
学校の新学期とは違います(笑)
なんとなく、生理の間隔が間遠になって、終わるかなあと思っているとまた始まって・・・・・・
なにやらはっきりしない症状が色々と出たり引っ込んだりして、グレーな感じで移行していくのが普通だと思います。
そして、「はっきりしない症状」というのが、ホメオパシーは得意なんです!
ホメオパシーは、病名に基づいてレメディを選ぶわけではないからです。
自覚症状さえあれば、「なんとなくイマイチな今の状態」を助けるレメディを探せるのです。
更年期に使えるレメディ
更年期の症状にマッチするレメディは色々とあります。
でも、私はあえてその名前をここには書きません。
書いても、お役に立たないからです。
なぜかというと、更年期の症状は、急性の症状ではないからです。
急性症状(熱とか、打撲など)は、ちょっと勉強すればレメディを選べるので、みなさんにセルフケアとしてどんどん使っていただきたいと思っています。
でも、更年期のような慢性の症状は違います。
あまり知識もないまま自分で適当にレメディをのんでしまうと、体は混乱するばかりで、いいことはありません。
(詳しくは、「慢性と急性の違い」をどうぞ)
ホルモン系と親和性が高いレメディは色々ありますし、ホメオパシーは、一般の薬と併用することもできます。
もしホメオパシーにご興味があるなら、プロのホメオパスに相談してください。
ちゃんとセッションをして、あなたの今の全体的状態に合ったレメディを選んでもらいましょう。
そうすれば、楽しくエネルギッシュな人生の第二ステージに自然に移行していくことができますよ♪
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