【この記事を書いた人】横浜のクラシカルホメオパス山田千鶴子。パニック障害で10年苦しんだが、ホメオパシーレメディに出会い、悩みのない自由な生活を送れるようになる。2010年よりホメオパス。心身の問題に悩む全国多数のクライアントさんをサポートする。詳しいプロフィールはこちら。 |
笑顔の効用、ご存知ですか?
単に感じがいいとかではなく、人は笑顔になると体に物理的な変化が起こるんです。
笑顔になってみてください。
気持ちがホッとゆるみませんか?
笑顔で脳内が変わる
実は笑顔になるだけで、エンドルフィン、セロトニン、ドーパミンといった人を良い気分にさせる脳内物質がすぐに分泌されるそうです。
するとストレスホルモンも減り、副交感神経優位の状態になります。
ゆったりリラックスモードになれるんですね。
この笑顔作戦、パニックになりそうな時に私はよく使っていました。
あ、まずい……
ヘンな感じになり始めている、と思ったらとにかく笑う。
バカみたいでも笑う。
すると、なぜか、すーっとリラックスできることが多かったんです。
当時は、脳内物質が出ることなんて知りませんが、笑うのがパニックの一番の予防!ということを必死のサバイバルとして発見していたんですね。
笑顔は、思った以上に即効性があります。
パニック発作じゃなくても使えます。
緊張しやすい方、プレゼンの前など、上がりそうな時に試してみてください^^
仕事の場面でパフォーマンスを上げる笑顔
実はこの笑顔作戦、私はパニック障害になる前から使っていました。
私は20代からずっと英語の会議通訳をしています。
時々、本当に緊張する会議があるんですよね。
会議室に入った瞬間、ピーンと空気が張りつめている会議。
あれは大の苦手でした。
私は人一倍、そういう空気の影響を受けて、パフォーマンスが下がるタイプ。
会議室が敵対的空気(企業同士のシリアスな交渉とか)に満ちていると、自分の頭がスーッと閉じていくのがわかりました。
そういうとき、どうしていたか?
私は、通訳しながら笑顔を作るようにしていたんです。
最初に書いたように、人は笑顔を作ることで、脳内がリラックスします。
なので、笑顔を作ると、まず自分がリラックスする。
そして、次のポイント。
笑顔はうつるんです!
こちらが微笑みながら話していると、思わず相手も、笑顔になってしまう……
無意識に、笑顔がうつってしまうようなんですね。
もちろん会議参加者の全員に有効なわけではなく、そんなことにはビクともしない厳しい顔の方もいます。
が、たとえ数人でもいいんです。
ちょっとゆるんだ、副交感神経優位の人が増えると、部屋の空気が少しゆるみます。
そうなると、こちらもますますリラックスしてきて、自分が持つ能力を全開にできる。
パフォーマンスが上がるんです。
通訳は実はメンタル要素が非常に強い仕事です。
あ、ダメだ、と思った瞬間に、耳が閉じて英語が聞こえなくなります。
なので、この「場の空気」というのは、私にとって非常に大きな影響要因でした。
そういうことで、これも自分で自然に、現場で編み出した作戦だったんですね。(姑息な私(^^;)
みなさんも、お仕事の場面で、笑顔作戦、ぜひご活用ください。
ただ、ひとつだけ、注意があります。
あまり露骨な笑顔にならないこと。
シビアなビジネスの場面でニヤニヤしていたら、「こいつはバカか?!」と逆に反感を持たれます。
絶妙な笑顔をつくるコツ
なので、微妙なラインです。
笑顔になっていることを、相手が顕在意識上では気づかないくらいの笑顔がベスト。
ただ、無意識レベルで笑顔が伝わり、相手もそれに反応してしまう……
というのが理想です。
いやいや、そんなの難しすぎる! と思いますよね。
そんなとき役立つかもしれないアドバイスを一つすると、相手のことを想像することです。
怖い顔してるけど、相手もただの人間です。
人間にそう大きな差はありません。
もしその場が大きなものを賭けた厳しい場であるなら、相手も当然緊張しているんです。
このプレゼン、もっと改善できたかも……
あ、このポイント、準備不足だったかな……
今日はどこまで結果引き出せるか……
といったような人間くさいことを考えているはず。
いや、考えていなくてもいいんです。
そう考えているかも。。と想像することで、なぜかこちらは少しリラックスします。
そうすると、こちらも緊張でこわばった顔が少し緩んで、人間同士お話ししましょう。
というナチュラルな笑顔になれると思います。
お仕事だけにかぎりません。
イマイチ苦手なママ友と話すときとかでも。
緊張する場面でぜひお試しください(笑顔)
緊張しやすい方は、笑顔もいいし、ホメオパシーもいいです♪
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