【この記事を書いた人】横浜のクラシカルホメオパス山田千鶴子。パニック障害で10年苦しんだが、ホメオパシーレメディに出会い、悩みのない自由な生活を送れるようになる。2010年よりホメオパス。心身の問題に悩む全国多数のクライアントさんをサポートする。詳しいプロフィールはこちら。 |
先日、外国の方のホメオパシーセッションをしました。
英語でセッションをするのは初めてです。
そこで、ある気づきがあったので、シェアします。
セッションでまずすること
セッションでは、まずクライアントさんのお話を、ノートをとりながらひたすら聞きます。
この方の問題の中心は何だろう?
どういう風に問題が進展してきたんだろう?
この方の今の状態をサポートするのは、どのレメディだろう?
……などということを色々と考えながら、お話を聞き、ノートをとっていくわけで、これを英語でもできるかな……とセッションをする前、実はちらっと不安がよぎりました。
けれども、いざセッションが始まってみると、そんな不安は思い出しもしませんでした。
……というか、英語でセッションしているということも忘れてしまうほどでした。
これは、別に私が英語が上手だということを自慢するために書いているわけではありません。
セッションというものの本質と関係すると思ったので、書いています。
言葉以外の情報
まず、ホメオパシーのセッションで、ホメオパスが聞いているのはクライアントさんの言葉だけではありません。
その方が言葉以外に出している情報も、全身の五感をつかって受け取ろうとしています。
これは、実は、セッションにかぎった話ではありませんよね。
日常生活で人と話をするときも、私たちは言葉だけ聞いているわけではありません。
相手の顔色、表情、姿勢、手の動き、声のトーン、匂い、しぐさなどなど、様々な情報を無意識に受けとりながら、相手の方が言おうとしていることを総合的に理解しているはずです。
だから、言葉にしていることと、それ以外の情報が矛盾しているとき、「あれ、この人なんかおかしいな」と思ったりするわけです。
セッションの時は、それをもう少し意識的にやっている感じですね。
クライアントさんは、改善したいと思っていらしているので、自分の現状を正しく理解してほしいと思っている。
ホメオパスも、クライアントさんをヘルプするために、その方のありのままをしっかり理解したいと思っている。
双方が共通の目的をもっているので、より意識的に、全体的コミュニケーションができるわけです。
そして、今回確認したのは、人間の気持ちを感じるとき、言語そのものが果たす役割はそれほど大きくないのかもしれない、ということです。
言葉の裏にあるもやもやした気持ち
どういうことかというと…..
日本人だって、同じ気持ちを表現するのに、同じ言葉を使うとはかぎらないでしょう?
ひとそれぞれ、語感は微妙に違うので、胸の奥のもやもやしたかたまりを表現するときに、人によって違う言葉を選んでいる可能性は大きい。
もちろん、そのずれは、言語が違えばもっと大きくなるのでしょうが、それは、あまり大きな問題ではないのではないか。
どっちみち、言葉だけに頼るのはちがうから。。ということを、あらためて感じたのでした。
言葉の辞書的意味ではなく、相手がその言葉を言いながら、ほんとうは何を言いたいのか。
言葉という窓の背後に存在する、胸の奥の部屋にある、もやもやしたかたまり自体を感じることが、大事なわけです。
表面的に反応しない
これは、たぶん、日常のコミュニケーションでも同じですよね。
相手の言葉だけに表面的に反応しないほうがいい。
相手の、その言葉の選択は、必ずしも適切ではないかもしれないので……
イライラや寂しさを、まったく違う言い方で表現しているかもしれない。
相手が、その言葉を意識的に、あるいは無意識に選んだ背後にある、相手のほんとうの気持ちを見るようにすると、もっとコミュニケーションがうまくいくかもしれません♪
セッションの話に戻ると、
言葉の裏にある感情を見る、ということを私はいつも、日本人のクライアントさんに対してやっているわけですが、それが、英語でもあまり変わらなかったなあ……という感じです。
窓枠が英語でも日本語でも、その奥の部屋にある、感情のもやもやしたかたまりを感じるプロセスは同じだということを実感しました。
人間というものの感情は、国が変わってもあまり変わらないからでしょう。
日本に住む外国人の方は、色々なストレスをかかえて暮らしているはず。
1時間半、しっかり自分の気持ちを話すだけでも、そうとう楽になるでしょう。
英語でもばっちりサポートできることがわかったので、これから英語セッションも積極的に受けて、外国の方のお役にも立っていきたいと思いました♪
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