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マインドフルネスで怖いものを克服する方法

【この記事を書いた人】横浜のクラシカルホメオパス山田千鶴子。パニック障害で10年苦しんだが、ホメオパシーレメディに出会い、悩みのない自由な生活を送れるようになる。2010年よりホメオパス。心身の問題に悩む全国多数のクライアントさんをサポートする。詳しいプロフィールはこちら。

人間ドックに行きました。

そこで、マインドフルネスのすごい効果を確認することがあったので、シェアします。

ずっと苦手だった子宮頸がん検査

まず、状況説明しますね。

私、恥ずかしながら、人間ドックで子宮頸がんの検査をすることが怖くて、ずっとできませんでした。

人から見たら、バカみたいなことだとは思いますが、ずっと前に一度受けたとき、あまりに痛くてトラウマになっていたのです。

痛くて痛くて悲鳴が出てしまいました。人間ドックなので、廊下で待っている人たちがいるし、恥ずかしいし、お医者さんの心ない言葉もあり、とにかく全体として、非常に嫌な体験だったのです。

それで、この10年くらいは、婦人科検診は、人間ドックでは受けず、わざわざまた別の、優しい先生がいる病院に行って一人で受けてきました。

なぜか今年は挑戦

でも今年、ふと、人間ドックでやってみようかなと思ったのです。

みんな普通にやっていることなのに、なんで私だけできないの、というくやしさがちょっとあり……

今年は、オプションとして子宮頸がん検診を入れて、人間ドック、スタートしました。

人間ドックはたくさんの検査項目がありますが、それをひとつずつこなしていきます。

ちょっと苦痛な検査は、だいたい後の方にありますが、非常に効率的に運営されている人間ドックなので、看護師さんたちが、ざっと全体を見渡して、次あそこへどうぞ、とすいている検査へと先導してくれます。

そしてついに、次はあそこへ、と子宮頚がん検査の部屋の前に案内されました。

いよいよ来た! と思いましたが、

廊下の長椅子で順番待ちをしている女性たちに加わりながら、ここで、「マインドフルネス」を試してみよう、と思いました。

マインドフルネス瞑想

マインドフルネス瞑想って聞いたことありますか?

グーグルやインテルなどの大企業も、社員のストレスマネジメントに取り入れていて、日本でも少し前から話題になっています。

その「マインドフルネス」なのですが、要するに、「あるがままの現実をあるがままに感じること」です。

今、自分がここで何をして何を感じているのか、気がついているということです。

つまり、テレビドラマを見るように、一歩引いた視点から、自分と自分を取り巻く現実を客観的に、冷静に見ていることになります。

ここで大事なのは、「ポジティブになろうとする」ことではない!ということです。

ただ、ありのままを見ればそれでいい。

 

検査室前の長椅子に腰かけて、私は、マインドフルになってみよう!と思ったわけです。

怖くないんだ!とか、ムリにポジティブなことを考えなくていいのが、自然で楽ですね^^

まず思ったのは、自分、怖がっているなあということです。

怖いし、不安だと思っている私。

それから目に入るのは、その部屋の前だけ、特別に電気ストーブが追加され、雑誌なんかがおいてあること。

眼圧の検査室前などとはえらくムードが違う。

「女性に対するサービス」の意図を感じます。

 

ということは、みんなやっぱりこの検査が嫌で、だから優しいムードを作り出そうとしているのかな、と気づきます

すると、ここは日本だ、と思っている自分にも気づきます(笑)

ここは日本で、衛生環境も良く、看護師さんたちもみんな親切。

虐待しようとしているわけではなく、これは単なる検査なんだよなあ……

という思考が自然に浮かんできました。

 

おそらく世界には不衛生な環境で治療を受けている女性たちもたくさんいるはず……こんなストーブまでそばに置いてもらって、私たち幸せなんだよねー。

とも思う。

だからといって、怖さが消えるわけではありません。

相変わらず、怖いと思っている自分にも気づいています。

 

今までとどこが違うかというと、自分が怖さのど真ん中にいないということです。

怖いんだけど、でもそれだけではなく、視野広く、その周辺の色々な事実も見えている。

そのうえで、怖いと思っている自分がいる、という感じです。

で、そんな色々な事実を観察しているうちに、呼ばれて、検査が始まりました。

 

実際やってみたら、痛いけど耐えられるレベルだったし、あっという間に終わりました。

え、もう終わり?!

そして、半端ない達成感を味わいました。

自分えらい!

よくやった♪

来年もここでやろうっと。

思いこみ外して、人生楽に!

去年までは、胃のX線でバリウムをのむのが一番嫌な検査でしたが、婦人科検査のあとでは、もうそんなのも、どうってことない!

先週から歯医者に通っているのですが、婦人科の恐怖と比べたら、それも別にどうってことない。

単純な痛さなんか、ただ我慢すればいいんでしょ!って感じです。

痛さ、怖さ、何でも来い、みたいな高揚感(笑)

 

自分にとって、特別嫌なことをひとつクリアすると、それ以外のちょっと嫌なことが、大したことないと思える。

この効果は、絶大だということにも気づきました。

 

思いこんでいて、実態はもう昔とは違っているものが、きっと他にもあるんだろうな。

マインドフルネスを使って、ひとつずつ外していこうと思いました。

 

あなたも、何か苦手なことがあったら、マインドフルネス試してみるといいかもです。

思いこみやこだわりは、少ないほど、人生が軽く、楽になると思うので♪

マインドフルに興味がある方、以下の本がとてもわかりやすいです。

「マインドフルネスの教科書」藤井英雄著

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